墓石の種類と選び方完全ガイド!人気の石材やデザインを徹底解説
2025/03/12
墓石選びに迷っていませんか?
お墓は大切な家族を偲び、末永く供養するためのもの。しかし、いざ選ぶとなると「どの種類が適しているのか」「価格や耐久性に違いはあるのか」「将来的にメンテナンスしやすいのか」など、さまざまな疑問が生まれるでしょう。
種類によって、見た目だけでなく、耐久性やお手入れの手間も大きく変わるため、慎重な選択が必要です。
本記事では、和型・洋型・デザイン墓石などの種類ごとの特徴や適した用途を詳しく解説します。さらに、国産・海外産の石材の違いや、色の持つ意味、耐久性の比較まで幅広くカバーできます。
最後まで読むことで、「自分に最適な墓石の選び方」が明確になり、後悔のない選択ができるようになります。これから墓石を選ぶ方は、ぜひ参考にしてください。
株式会社いしやは、耐震性に優れた工法「たくみ・21」や「TAKUMI Z」を用いた墓石の販売・施工を行っております。また、仏壇や仏具の販売も手掛けており、お客様のご要望に柔軟に対応し、一つひとつ丁寧に心を込めて提供いたします。墓石の設計から施工、アフターケアまで一貫してサポートし、安心と信頼のサービスをお届けいたします。私たちは、これからもお客様の大切な想いを形にするお手伝いをしてまいります。

株式会社いしや | |
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住所 | 〒988-0211宮城県気仙沼市最知川原69−3 |
電話 | 0226-27-5630 |
目次
墓石の種類とは
墓石とは、故人を供養するために墓地に設置される石材を指す。日本では古くから墓石を設ける文化があり、形や素材には時代ごとの変遷があります。現代では、石材の耐久性やデザイン性が重視されるようになり、伝統的な和型墓石からモダンなデザイン墓石まで多様な種類が存在します。
墓石に使用される主な石材の分類
墓石に使用される石材は、主に花崗岩や安山岩などの天然石が多い。それぞれの石材には特徴があり、耐久性や吸水率、色合いなどの違いがあるため、選択時に重要な判断基準となります。以下に、主な墓石の石材を分類して紹介します。
代表的な墓石用石材
石材の種類 | 特徴 | 耐久性 | 色合い | 代表的な産地 |
花崗岩 | 高い耐久性を持ち、磨くと光沢が出る | 非常に高い | 白系・黒系・青系 | 日本(庵治石、大島石)、インド、中国 |
安山岩 | 吸水率がやや高いが、自然な風合いが魅力 | 中程度 | グレー系 | 日本(真壁石)、韓国 |
斑レイ岩 | 硬く、耐久性が非常に高い | 非常に高い | 黒色 | インド、南アフリカ |
砂岩 | 柔らかく加工しやすいが、吸水率が高い | 低め | 黄褐色、赤茶系 | 中国、ベトナム |
特に花崗岩は、耐久性が高く、美しい光沢を持つことから、最も一般的に使用される石材です。日本国内では庵治石や大島石が高級墓石の代表格とされています。
石材選びでは、耐久性だけでなく、色合いや吸水率も考慮する必要があります。例えば、吸水率が高い石材は、雨水を吸収しやすく、経年劣化が進みやすい。一方、耐久性の高い花崗岩系の石材は、風化しにくく、長く美しさを保つことができます。
形状ごとの墓石の違い
墓石の形状には、和型墓石、洋型墓石、デザイン墓石の3つの大きな分類があります。形状によって印象や供養の仕方が異なるため、慎重に選ぶことが重要です。
主要な墓石の形状と特徴
墓石の種類 | 形状の特徴 | メリット | デメリット |
和型墓石 | 縦長で三段構造が基本 | 伝統的な供養スタイルに適合 | 価格が比較的高い |
洋型墓石 | 横長で安定感がある | モダンなデザインが可能 | 伝統的な墓地には不向きな場合がある |
デザイン墓石 | 自由な形状や彫刻が可能 | 個性的な供養ができる | カスタマイズ性が高く価格も上昇 |
和型墓石は、主に日本の伝統的な墓地で見られる縦長の形状で、仏教的な要素が強い。一方、洋型墓石はシンプルで安定感があり、近年ではデザインの自由度が高いものが好まれる傾向にある。
デザイン墓石は、近年増加している個性的な墓石で、オリジナルの形状や彫刻が可能です。例えば、故人の趣味や人生観を反映したデザインを施すことで、よりパーソナルな供養の場を作ることができます。
墓石の寿命や耐久性
墓石の寿命は、使用する石材や設置環境、メンテナンスの頻度によって異なります。適切な石材を選び、適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたり美しい状態を維持することができます。
墓石の耐久性を左右する要因
- 石材の種類
- 花崗岩は耐久性が高く、100年以上の寿命を持つものも多い
- 安山岩は比較的耐久性が低く、定期的なメンテナンスが必要
- 環境要因
- 湿気が多い地域では、コケやカビが発生しやすい
- 風雨や気温差が激しい地域では、石材の劣化が進みやすい
- 吸水率と劣化
- 吸水率の高い石材は、水分を含むことでひび割れや変色を引き起こす
- 吸水率の低い石材(花崗岩など)は風化しにくい
- メンテナンスの有無
- 定期的なクリーニングやコーティング処理を行うことで、汚れやコケの付着を防ぐ
- 年に1度の清掃と撥水処理を施すことで、美しさを長期間維持できる
墓石の長寿命を実現するためのポイント
- 定期的なクリーニング
墓石専用の洗剤やブラシを使い、汚れを落とす。高圧洗浄機は使用を避けることが推奨される。 - コーティング処理
墓石表面に撥水加工を施すことで、水の浸透を防ぎ、劣化を遅らせることができる。 - 定期的な点検
墓石にひび割れや変色がないかをチェックし、必要に応じて修復する。特に冬季は凍結によるひび割れが発生しやすいため注意が必要である。
墓石の寿命を延ばすためには、適切な石材選びと定期的なメンテナンスが欠かせないです。耐久性の高い花崗岩を選び、適切な管理を行うことで、何世代にもわたって故人を供養する場を守ることができます。
墓石の主な種類と特徴(国産・海外産の比較)
日本国内で使用される墓石の石材は、品質が高く耐久性に優れていることが特徴です。国産墓石は地域ごとの特性を活かした石材が多く、採石地の気候や地質によって石質が異なります。代表的な石材を以下にまとめる。
主要な国産墓石の石材一覧
石材名 | 産地 | 色合い | 特徴 |
庵治石 | 香川県 | 青みがかったグレー | 非常に細かい石目と美しい光沢を持つ |
大島石 | 愛媛県 | 青みのあるグレー | 硬質で耐久性が高く、風化しにくい |
本小松石 | 神奈川県 | 茶褐色・緑系 | 吸水性が低く、劣化しにくい |
真壁石 | 茨城県 | 灰色 | 加工しやすく、落ち着いた風合い |
各務原石 | 岐阜県 | 白系 | 均一な色合いで人気がある |
国産墓石の魅力は、品質管理が徹底されている点にある。例えば、庵治石は世界でも屈指の細目石であり、磨けば磨くほど美しい光沢が生まれる。一方、真壁石は加工性が高く、比較的リーズナブルな価格帯で提供されることが多い。
また、国産墓石は供給元が明確で、石材の流通経路が透明であるため、品質に対する信頼度が高い。墓石の耐久性やメンテナンスのしやすさを考慮すると、日本国内で産出される石材は長年にわたって愛用される理由があります。
海外産墓石 人気の種類とメリット・デメリット
近年、海外から輸入される墓石も増えており、特に中国産やインド産の石材はコストパフォーマンスの高さが魅力です。しかし、輸入石材にはそれぞれメリット・デメリットが存在するため、慎重な選択が求められる。
主要な海外産墓石の石材一覧
石材名 | 産地 | 色合い | 特徴 |
クンナム | インド | 漆黒 | 硬度が高く、高級墓石として使用される |
M1-H | 中国 | 黒色 | コストパフォーマンスが高い |
山崎黒 | 南アフリカ | 黒色 | 光沢があり、経年劣化しにくい |
ランカスター | フィンランド | 赤褐色 | ユニークな色合いと高い耐久性 |
バハマブルー | アメリカ | 青系 | 斑模様が特徴で、美しい仕上がりになる |
海外産墓石のメリット
- 価格が安い:国内産に比べてコストが抑えられる
- 色のバリエーションが豊富:個性的なデザインが可能
- 硬度が高いものが多い:特にインド産は耐久性が高い
デメリット
- 品質のバラつきがある:採石場によって品質が異なる場合がある
- 輸送コストがかかる:海上輸送のため、納品に時間がかかることがある
- 加工後の風合いが異なる:日本の気候に適応しない場合がある
特に、中国産の石材は価格が手頃で広く普及しているが、品質にバラつきがあるため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
墓石の色のバリエーションと風水的な意味
墓石の色には多様なバリエーションがあり、それぞれ異なる意味を持つ。日本ではグレーや黒が一般的ですが、近年は白や青系の墓石も選ばれるようになっています。
主要な墓石の色と風水的な意味
色 | 風水的な意味 | 特徴 |
黒 | 威厳・格式 | 高級感があり、汚れが目立ちにくい |
グレー | 安定・安心 | 伝統的な墓石の色 |
白 | 清潔・浄化 | 明るい印象を与えるが、汚れが目立ちやすい |
青 | 静寂・知性 | モダンなデザインに適している |
赤 | 生命力・活力 | 個性的で目を引くが、一般的ではない |
風水的には、黒は家族の繁栄を象徴し、格式の高さを示す色とされています。また、グレーは落ち着きと安定を意味し、昔から日本の墓石に広く用いられてきた。
近年、白や青の墓石も人気が出てきているが、これは墓地の景観や家族の意向に合わせた選択であることが多い。ただし、白は汚れが付きやすいため、こまめなメンテナンスが必要となります。
墓石の硬度と耐久性の違い
墓石の耐久性は石材の硬度に大きく左右される。特に、雨風や寒暖差による劣化を防ぐためには、硬度の高い石材を選ぶことが重要です。
主要な墓石の硬度比較
石材名 | 硬度(モース硬度) | 耐久性 | 風化しやすさ |
クンナム(インド) | 6.5 | 非常に高い | 風化しにくい |
庵治石(日本) | 6.0 | 高い | 比較的風化しにくい |
M1-H(中国) | 5.5 | 中程度 | 劣化が進みやすい |
砂岩(中国・ベトナム) | 3.5 | 低い | 風化しやすい |
硬度が高い石材ほど、磨いた際の光沢が長持ちし、風化のリスクが低い。特にインド産のクンナムや日本の庵治石は、耐久性が非常に高く、高級墓石に適しています。一方、砂岩のように硬度が低いものは、風雨にさらされると風化が進みやすいため、墓石には不向きとされる。
墓石選びの際には、石材の硬度と耐久性を考慮し、長期的に美しさを保てるものを選ぶことが大切です。
墓石の形状による違いデザイン・用途別
日本の伝統的な墓石として広く普及している和型墓石は、歴史や宗教的背景と深い関わりを持っています。その形状やデザインには、地域や宗派ごとの特徴が反映されており、日本人にとって馴染み深いスタイルです。
和型墓石の主な特徴
- 縦長のデザイン: 一般的に高さのある縦長の形状をしており、格式と安定感を感じさせます。
- 棹石・台石・拝石の組み合わせ: 棹石(塔の部分)、台石(基礎部分)、拝石(供物を置くスペース)といった複数の構成要素を持ちます。
- 宗教的な彫刻: 仏教の経典や家紋、家名が刻まれることが多く、信仰心が込められたデザインが特徴です。
和型墓石の主なメリット
- 格式があり伝統的: 祖先から受け継がれる文化を重視する人に適しています。
- 耐久性に優れる: 風雨に耐えやすい設計がされており、管理がしやすい。
- 歴史的背景がある: 江戸時代から受け継がれているデザインで、長年の伝統が息づいています。
和型墓石の選び方
選択ポイント | 内容 |
石材 | 御影石が主流で、黒系・白系・青系など多様なカラーバリエーションがある |
サイズ | 地域や霊園の規則に従い、標準的な高さで選択 |
彫刻 | 家名や経典、家紋を入れることで個性を出せる |
和型墓石は、先祖代々の墓として継承されることが多く、格式や伝統を重視する方に最適な選択肢です。
洋型墓石 モダンなデザインの魅力
現代的なデザインを採用した洋型墓石は、和型墓石と比べて自由なデザインが可能で、シンプルかつ洗練された印象を持っています。欧米の墓石文化を取り入れたもので、日本でも近年人気が高まっています。
洋型墓石の主な特徴
- 横長のデザイン: 安定感があり、モダンな印象を与えます。
- デザインの自由度が高い: 曲線的なデザインや立体的な彫刻が可能。
- 文字の刻印が多様: 家名だけでなく、好きな言葉やメッセージを刻むことができる。
洋型墓石の主なメリット
- 個性的なデザインが可能: 一般的な和型墓石と異なり、デザインのバリエーションが豊富。
- 管理しやすい: 重心が低いため倒れにくく、メンテナンスがしやすい。
- 宗教を問わず利用可能: 宗派にとらわれず、自由な墓石の形状が選べる。
洋型墓石の選び方
選択ポイント | 内容 |
石材 | 和型墓石と同じく御影石が主流だが、カラーバリエーションが豊富 |
彫刻の内容 | 和型と異なり、自由なメッセージやデザインが可能 |
サイズ | 霊園の規定に従いつつ、自由なデザインを取り入れやすい |
洋型墓石は、新しいスタイルの墓石を求める人や、デザインにこだわりたい人に適した選択肢です。
デザイン墓石(個性を重視した墓石)
従来の形状にとらわれず、個性的なデザインを重視したデザイン墓石は、近年増えている選択肢のひとつです。故人の趣味や価値観を反映した形状や彫刻が可能で、家族の想いを形にしやすい特徴があります。
デザイン墓石の主な特徴
- 形状が自由: 球体、ハート型、自然石のような形など、様々なデザインが可能。
- カラーが選べる: 従来の墓石にはない色合いを選ぶことができる。
- オリジナリティが高い: 故人の好きだったものをデザインに取り入れることができる。
デザイン墓石の主なメリット
- 唯一無二のデザインが可能: 家族や故人の思いを形にできる。
- 視覚的に美しい: 霊園や墓地において特別な存在感を放つ。
- 宗教・宗派を問わない: 信仰の有無に関わらず自由なデザインが可能。
デザイン墓石の選び方
選択ポイント | 内容 |
石材 | 天然石だけでなく、特殊加工された素材も選択可能 |
デザインの自由度 | オーダーメイドが基本で、形状や刻印の自由度が高い |
予算 | 一般的な墓石よりもコストがかかる場合があるため、事前に確認が必要 |
デザイン墓石は、一般的な墓石とは異なる、故人への特別な想いを表現したい方に適した選択肢です。
まとめ
墓石の種類には、伝統的な和型墓石、モダンな洋型墓石、個性を重視したデザイン墓石などがあり、それぞれ特徴や適した用途が異なります。また、国産と海外産の墓石では、採石地による品質の違いや耐久性、メンテナンスのしやすさにも差があるため、慎重な選択が求められます。
墓石の色にも意味があり、風水的な観点では、黒やグレーは厳格さや威厳を、白やピンクは安らぎや温かさを象徴するとされています。さらに、墓石の硬度や吸水率の違いは、長期間の使用における耐久性やメンテナンスのしやすさに影響を与える重要な要素です。
墓石を選ぶ際には、単にデザインだけでなく、素材の耐久性や設置場所の環境に適した種類を選ぶことが大切です。霊園や公営墓地、寺院墓地など、設置場所によっても選べる墓石の種類や規定が異なるため、事前の確認が欠かせません。
墓石は一度建てたら長期間にわたって使い続けるものだからこそ、見た目や価格だけでなく、将来的な維持管理のしやすさや家族の意向を踏まえて選ぶことが大切です。本記事で紹介した情報を参考に、自分や家族にとって最適な墓石を選び、安心できる供養の場を整えてください。
株式会社いしやは、耐震性に優れた工法「たくみ・21」や「TAKUMI Z」を用いた墓石の販売・施工を行っております。また、仏壇や仏具の販売も手掛けており、お客様のご要望に柔軟に対応し、一つひとつ丁寧に心を込めて提供いたします。墓石の設計から施工、アフターケアまで一貫してサポートし、安心と信頼のサービスをお届けいたします。私たちは、これからもお客様の大切な想いを形にするお手伝いをしてまいります。

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よくある質問
Q. 墓石の種類によって耐久性はどのくらい違うのですか?
A. 墓石の耐久性は、石材の種類や吸水率、硬度によって大きく異なります。例えば、国産の御影石は吸水率が低く、長期間の使用に耐えやすい特徴があります。一方で、インド産のクンナムや南アフリカ産の高品質な黒御影石は、硬度が高く耐久性に優れていますが、加工費用が高くなる傾向があります。平均的に、適切なメンテナンスを行えば墓石は50年以上の寿命を持つとされていますが、吸水率が高い安山岩などの種類では劣化が早まる可能性があります。
Q. 墓石を選ぶ際に後悔しないためのポイントはありますか?
A. 墓石選びで後悔しないためには、価格だけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさを考慮することが重要です。まず、石材の種類と特徴を把握し、使用環境に適したものを選ぶことが大切です。たとえば、湿気の多い地域では吸水率の低い御影石を選ぶと、苔やシミが発生しにくくなります。また、墓石のデザインも重要で、将来的な手入れのしやすさを考えたシンプルな形状が推奨されることもあります。さらに、施工費やメンテナンス費用の相場を事前に把握し、長期的な視点で費用を見積もることも大切です。墓地の規約や管理体制も確認し、希望する墓石が設置可能かどうかを事前にチェックすることも、後悔を防ぐポイントとなります。
会社概要
会社名・・・株式会社いしや
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